COLUMN

フルサービスキャリアのエアラインで働くということ

エアラインにはフルサービスキャリア(FSC)と、ローコストキャリア(LCC)があります。
あなたは、どちらがお好みですか?

好みといっても、『お客様』としてなのか『働く側』としてなのかによっても変わるかもしれませんね。

それぞれのエアラインはサービスが異なります。


FSCは座席が様々に選べたり、機内食や飲み物、アメニティなどが運賃位含まれています。

LCCは安い運賃が魅力で、座席などの快適性というより、必要に応じて効率的にサービスを購入することできます。

近年は、JALのLCC『ZIP AIR TOKYO 』がスタートアップし、LCCの中でも、新しい付加価値を提供する新しいスタイルも登場しました。

そんな航空業界激変の中、あなたはどこのエアラインで働きたいと思いますか?

今回は、『働く側」としてお話ししていきたいと思います。


LCC のエアラインも、スタイリッシュなサービスや地方色豊かな温かみのあるサービスでFSC以上に人気のあるエアラインもあります。

FSCエアラインも、LCCと連携して路線網を広げ、様々なお客様を取り込もうとしています。


価格だけが価値ではなくなってきている今、あなたはCA=客室乗務員としてどのようにお客様に価値を感じていただけるでしょうか?


「あたたかい」「おもてなし」「親しみやすさ」「安全」「快適」「便利」「定時」・・・・これらは、もはやエアラインの基本品質で、特別なものではなくなりました。

FSCをご利用のお客様は、期待値がとても高い方々です。
高い運賃を支払っているのですから、それ相応の対価を求めるのは当たり前のことです。

FSCは期待を上回る価値=感動品質をお届けしなければ、FSCの意味がなくなるほど、高いサービスを提供することが求められています。



当たり前のことをしているだけでは、FSCを選んでくださったお客様の期待にこたえることはできません。

だからこそ、一歩も二歩も踏み込んで、時に一歩下がって見守る姿勢などを大切にして、常にお客様の求めるものを察知すること(感知力)、感じたことを形に出来ること(実現力)、フライト全体を把握すること(俯瞰力)が必要となってくるのです。

感動品質というと、特別な対応をイメージすると思います。

例えば、『新婚旅行やお誕生日のお客様を機内にあるシャンパンやデザートでお祝いする・・・』
これは、定番中の定番です。【お祝いすると喜ばれるもの】として分かりやすい例えで、新人CAでも出来ることです。
もちろん、この心遣いで喜ばれることもあるというのは事実。
でも、毎回、毎フライトそんな喜ばしいことがあるわけではありません。



日常の中に、いかに『気づき』『心遣い』でお客様の心地よい空間を提供できるかが本当の感動品質です。

【おしぼり】をお渡しすること1つとっても、感動レベルまで引き上げることができるのです。
*お客様が気づく前に、必要になるタイミングを推測して用意しておく
*お客様が欲しいと思った瞬間にタイミングよくお渡しできる
*温度が適切である
*必要数過不足
*周囲のお客様への配慮も忘れていない
・・・etc


お客様が気づく前に必要なものを察知してタイミングよくご提供できること。
しかも、チームで作るフライトは、仲間と協力し合いながらたくさんのお客様に平等にサービスしなければなりません。

自分だけでゴールを決めるプレイヤーなのではなく、仲間とともにゴールに向かうチームプレイヤーが感動品質を作り出します。

個人のCAスキルを積極的に向上させると共に、チームプレーでスキルを発揮できるよう毎フライトに臨むことが、フライト人生で大切にしていかなければならないことなのです。

あなたがフルサービスキャリアのエアラインで働くということ。

それは
CAとして日々成長し、また人としても成長し続けること。

LCCではなく、FSCを選ばれるお客様が求める価値をしっかり提供していく為に、追求していくこと。
その勉強は青天井です。

だからこそ、フライト人生は面白いし、楽しくもなるのです。








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