企業研究で頭を悩ませる方、とっても多いですよね。
それぞれの会社の理念や哲学・・・。
言葉は知ってるけど、では「それってどういうこと?」と伺うと意外と説明できないものです。
今日は、企業研究で大切な視点の一つ、『ANAの求める人材』についてお話ししたいと思います。

ANAといえば、
ブルーの爽やかなイメージ
常に新しいことを取り入れ挑戦を続ける企業・・・
そんな感じに捉えている方多いのではないでしょうか?
確かにそのイメージは当たっています。HPにも書いてありますし、わかりやすいブランドイメージですね。
でも、これからANA社員になるかもしれない方々には、もう一歩踏み込んでこの会社について掴んでおいて頂きたいと思います。それは最終面接でのチェックされるであろうポイントを攻略する上でとても大切なことです。
それは・・・
『ANAの客室乗務員として、あなたがどんな風にブランド価値をお客様に感じていただけるか?』

ではあなたはANAブランドについて説明できますか?
Inspiration of JAPAN
これは、ANAがお客様に感じていただきたい価値=ANAブランドを表したものです。日本の心を大切にし、全てのお客様に対して誠実であり、謙虚であり、礼儀正しいことです。
詳しく見てみるとその手前に3つの顧客体験があります。
Sparklin・・・・楽しさとワクワクを感じていただく
Caring・・・安心感とあたたかさを感じていただく
Japan Quality・・・正確さ・清潔さ・礼儀正しさから心からの安らぎを感じていただく
これらはクラスコンセプトやサービス、制服に至るまでしっかり定義づけられています。そして、これらの顧客体験を通してお客様に、ANAブランド=Inspiration of JAPANを感じていただくことになります。
ANAはHPで
____ANAは、5スターエアラインとして、お客様への感謝を胸に、過去の評価に決して驕ることなく、これからも世界のお客様に「夢」や「感動」に溢れるサービスで、安全且つ高品質な空の旅をご提供してまいります。_____と語っています。
「夢」や「感動」を与えるサービス、あたたかさや細やかな心遣い、ワクワクするような高揚感を感じていただくサービス本当に最高峰の素晴らしいサービスだと思います。でも実際に、ここまでの価値を提供できているかといえば現状は、まだまだ課題が多く残されています。この課題を乗り越えられる人物が欲しいと思っています。

お客様目線、ファン目線のままでいるとANAの課題は見えてきません。イメージ戦略に乗せられたままになってしまいます。
しっかり
*ANAという会社
*客室乗務員の業務
を具体的にあなたの言葉で伝えられなくてはなりません。
全てのお客様・・・とはどんなお客様でしょうか?
老若男女・国籍・文化の違い、障がいをお持ちの方、傷病をお持ちの方、ビジネス利用、ご家族利用、妊婦、お子様・・・
全てのお客様に感じていただくあなたの『ANAらしさ』とは何でしょうか?
面接でも求められるANAらしさの項目、
*楽しさ
*ワクワク
*安心感
*あたたかさ
*正確さ
*清潔さ
*礼儀正しさ
*心からの安らぎ
これらの中で、あなたの強みを活かせるものを中心に考え、他とのバランスもしっかりとる。項目を押さえて面接での発言やふるまいに活かす印象をコントロールする。
最終選考設問例:
◻︎接客でどんなことを心がけていたか
◻︎ANAらしさとは?
◻︎どんな部分からANAらしさ感じる?
◻︎そのANAらしさを、自身がCAとしてどう実践できる?
◻︎実際にCAになって〜なお客様にどう接するか?
◻︎ANAに対する思い
◻︎仕事でで気をつけていたこと
◻︎仕事で接する様々な人に対して、どう接していた?
◻︎短いフライト時間ではお客様一人一人と接することは難しいと思うがどうするか?
etc・・・・
あなたなら、ANAブランドを意識してどう答えますか?
ここで大切なのはあなたをANAブランドに無理やり当てはめる・・というのではなくあなたの中にあるANAブランド要素を最大限表現するということ。
その際、他の項目も忘れず極端な人物にならないようバランスを取るということ。
ここが上手にできた方は内定を掴むことができると思います。ぜひ選考までの時間、ANAらしさに向き合ってしっかり戦略練って行ってくださいね。
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