COLUMN

CAに必要なスケジュール力【フライト中】

機内に入る前から

空港に出社すると、CAは会社でフライトに打ち合わせを行います。
それは、ブリーフィングと言って保安やサービスについて確認するのです。
各会社によって異なりますが、飛行機の出発時間の1時間以上前に客室部に出社する時間が設定されています。さらに、そこから逆算して制服に着替えたりする身支度や、フライト情報や担当クラスについて必要な情報を調べたりするなど様々な準備があります。その為、出社時間のさらに1時間前以上に空港についていなければなりません。

スタートから時間管理が大切なことが分かります。

フライト中のスケジュール管理

ここからはフライトの流れに沿って。

◇機内に向かう時間
ブリーフィングもお客様の機内搭乗時間を逆算して終了します。
膨大な量の周知事項を全て的確かつ短く説明・共有し、素早く飛行機に向かいます。

◇機内準備の時間
機内に入ってからも素早く荷物を収納して、準備を始めます。
非常用装備品や機材の確認をしサービスの準備を行います。地上係員から伝えられる搭乗時間に合わせて全ての準備を終えられるよう、優先順位を考えて各自行動します。使用する飛行機の到着が遅れた場合などは特に優先順位の判断が重要になります。

◇搭乗案内時間
お客様の搭乗時間。
スムーズに予定の時間にドアクローズできるよう、お客様に座席や手荷物の案内などを積極的に行います。

◇出発時間(ドアクローズ)
ドアクローズと共に、飛行機は出発に向けて安全確認に行っていきます。
接客中でも、このドアクローズのタイミングは絶対に逃さず保安業務につきます。その為、この時間を意識しながら地上サービスを行っていなければなりません。

◇離陸準備
お客様の安全を確認しながらも客室内を整え
、しっかり安全確認をしていきます。
全ての離陸準備を終えた飛行機から離陸する為、滑走路の入るまでに客室の離陸準備を終わらせなければなりません。
新人CAがとても焦る時間です。

◇サービス
準備▶︎スタート▶︎終了
国内線では短い時間でのお客様へのおもてなし。国際線ではメリハリのあるおもてなし。
手際よく、且つお客様とのコミュニケーションを大事にしながら進めていきます。

◇機内環境管理時間
お客様の過ごし方も配慮
しながら機内環境(照明・温度・座席周辺片付け・睡眠環境など)を整えていきます。

◇クルーの休息時間(国際線)
国際線でも長いフライトの場合、規定でクルーも休息時間を取らなければなりません。
短い時間なので速やかに休める体制をとります。

◇2回目のサービス(国際線)
準備▶︎スタート▶︎終了
到着時間を意識した時間感覚でサービスにあたります。

◇着陸前準備〜着陸時間
機内の片付けや次便への引継ぎ準備、入国準備、お客様からお預かりした衣服をお返しするなど慌ただしい時間。

◇到着

全てにおいて優先順位を考えて、進めていきます。
通常のフライト業務だけでなく、予期できない急病人や迷惑行為、機材不具合、天候不良、揺れなどにも臨機応変に対応して行く力が必要になります。その為CAは、日頃からリスクを考えながらスケジュールを管理して行くように鍛えているのです。

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