COLUMN

CAのタイムマネージメント

出社するまでも忙しい

空港の朝はとても早いです。
羽田空港国内線ターミナルでは午前5時に開館します。国際線ターミナルは24時間。

CAの仕事では、飛行機の出発時間より国内線は約1時間前、国際線は約1時間30分前にブリーフィングがスタートします。
その為、それより前に出社して、制服に着替え、身だしなみを整えて、(時間によっては)食事を済ませ、乗務する機材の航空保安知識、サービスプラン、路線の出入国などのフライトに必要な情報確認、情報を全て確認し、頭に入れておく必要があります。

さらにマネージメントの立場についている場合、サービスと保安の目標設定やサービスプランの決定、時間管理、各役割分担、指導育成状況の確認とプランニングなど短い時間の中でこなしていきます。

CAの仕事は毎回違うメンバーでフライトし、乗務する飛行機の種類、座席配置、行き先も毎回異なるので、常に勉強=事前準備が欠かせません。

頭がいっぱいの状態でフライトに臨み、お客様を機内でお迎えする・・・。
そんな風にCAの仕事はスタートするのです。

その為、CAにとって時間感覚はとても重要で、常に優先順位を考えながら逆算してプランニングしています。

例えば、お客様のご搭乗案内時刻が8時だとします。
そこから逆算して、機長からのブリーフィング(運行状況等の打ち合わせ)はその15分前にスタート、機内準備は7時40分までに終わらせよう。CREWの中に新人がいるから機内準備は最低限出来るところまでにして、機長のブリーフィングを優先させる。機内の保安確認に時間がかかりそうだから早めに客室部を出発しなければ・・・といった感じに。

頭の中は常にフル回転です。

 

日本全国 世界中をフライトするということ

フライトの種類によって押さえておきたい特性があります。

日本国内を乗務する時は、短い時間の中でいかに手際よく、心地よい空間を提供できるか。その上で定時到着も求められます。
海外へ乗務する時には、メリハリのあるスマートなサービスでお客様のお過ごしになりたい時間配分をなるべく邪魔することなく、いかに寛いで頂くか。

更に路線や時間帯、時期などによっても特性は違ってきますので、上手に見極める必要があります。

満席のお客様の場合と少人数のお客様の時では、時間の流れの感じ方が違うので注意しなければなりません。
CAの作業性だけ考えているとお客様にとって不快なサービスになってしまうからです。

「(満席で手際が悪く)食事を待たされた」
「(空席が目立つ中で)CAが何度も食事の様子を見にきてせかされているみたいだった」

こんなサービス受けたくないですよね?

だからこそ『お客様目線の時間感覚』と『CAとして先を読んだタイムマネージメント』が大切になってくるのです。

これらは最初から出来るものではありません。

意識的に時間感覚を持っておくこと。
優先順位を決め、業務を的確にこなしていくこと。

常にこうした意識が大切なのです。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP