COLUMN

フライトで必要な英語力

語学力って実際はどれくらいのレベルが求められるの?

CAになるために、英語を中心とした様々な国の言葉を学んでいらっしゃる方も多いと思います。
確かに、業務の中でのコミュニケーションは日本語ではないシーンもたくさんあるので、語学力は必要なスキルです。

例えば、機内に向かう前のブリーフィングでは、 フライトに海外ベースCREWがアサインされていると全て英語でのやり取りになります。
その日の達成目標や注意事項、サービス計画などを互いに共有するので、チーフパーサーやパーサー、ミールサービスのキッチン担当などの場合、更にきちんとCREW間で指示できることが重要になってきます。

でも実は、ここまでは語学力に自信がなくても、サービスや保安に関わる語彙や文章を駆使すれば何とかなるレベルです。

問題は機内に着いてからなんです・・・。

機内でどんなやりとりがあるの?

機内に到着すると、機材の保安確認を済ませた後からサービス物品の確認・準備作業に入ります。
機内食の数をカウントしたり、メニューの確認をしたり、不足していないか、不具合がないか・・。もし、数が足りないとか、メニューが違うものが載っていることがあれば搭載係員に報告し、正しく用意してもらう必要があります。

そんな時、海外の空港であったら、もちろん搭載係員は現地のスタッフ。
英語でのやり取りです。(日本の空港では日本人のスタッフです)

チーフパーサーは、他にも空港職員や整備士などともコンタクトを取っているので、それらも英語でのコミュニケーションとなります。

お客様をお迎えした後でも、もし機材故障や空港・空路トラブルでの出発遅れなど何かあれば現地スタッフと交渉・依頼・状況確認等きちんと情報を聞き取り、伝えることができるレベルが求められます。

1CAとしては保安上のご案内、サービスでの会話、クレーム対応、急病人、機材故障などのシーンでの会話力が求められます。これらは頻繁に必要な為、日常的に求められるレベルなのです。

ここで語学力に自信のない方に一つ情報を。

これらのシーンで必要な基本会話例を、実は会社で勉強させてくれたりします。
訓練中にテキストに沿ってテストもありますが、暗記してしまえば、基本的に必要最低限の対応はできるようにカリキュラムが組まれています。(会社によります)

とはいえ、訓練中に学ぶことは本当に必要最低限。
自分でもさらに説明できるよう、ご理解いただけるようスキルアップに努めることが必要なので、自己勉強は欠かせません。

語学力以上に必要なこと

TOEICが高くても選考に合格されない方がいるように、本当に大切なポイントは『お客様と会話を楽しめるかどうか』

もちろんプロとして、お客様に『言葉が通じない』というストレスを感じさせない様にしなければなりません。

語学力の一定レベルを持ち合わせていることは必須です。

でも英語がうまく話せない・・・と臆するのではなくて、
なんとか目の前にいらっしゃるお客様と会話したい、ご意向をお伺いしたい、楽しんでいただきたい、お寛ぎいただきたい、お伝えしたいことがある・・・という様に積極的な姿勢も大切にしてほしい。

その心があれば、お客様にもその気持ちは通じるものです。

心と語学力、バランスよく備えてほしいと思います。

 

 

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