COLUMN

CAのワークライフバランス

ママCAという選択

サービス習熟や飛行機の機種資格であっという間に過ぎていく、入社して1年目。
これは新卒入社組も既卒入社組も変わりません。
3年、5年・・・・と忙しい毎日が続きます。

そんな中、女性は結婚や出産を経験する方も多いですね。
他業種と同じように、そのタイミングで退職される方も多いです。

最近は子育て支援や働き方の多様化で時短勤務、短日数勤務なども選べるようになり、ライフスタイルを大切にしながらもフライト出来る環境が整っています。

その為、子育てしながらフライトするという選択をされる方も大変増えてきました。

私も2人の子育てをしながらフライトしていました。
1人目は復職後もフルタイム勤務。2人目は短日数勤務を選択。

CAは妊娠が分かると乗務できなくなるので、妊娠の報告をしたその日から妊娠休暇に入ります。
実はこの期間、無給。突然の無給期間な上、産科の検診は健康保険が使えないので高額支払い。結構な出費になります。
ただし、出産するとお祝い金や、出産手当、育児休暇中も手厚い福利厚生や手当が待っていますので、どちらかというと出産育児については恵まれている環境であると思います。(会社による)

さて、妊娠中からカウントすると、長い時間子供と過ごす乳幼児時期を終えると、いよいよ復職です。

復職前には数日に渡る復職前訓練が待っています。

実際のママCAのフライト状況は?

数年ぶりの現場は情報収集や知識リマインド、会社の状況等の確認で目が回る忙しさです。

フルタイム勤務の場合、月に20日の勤務日があります。

参考に、私の勤めていた会社は、国内線のみの場合(現在はこの勤務形態はありません)多い時には12泊くらいの宿泊を伴うフライト、国内線・国際線両方とも勤務の場合は担当する路線にもよりますが国内線1本国際線ロング2本、中距離2本くらいは入るイメージです。

1本というのは一旦出社してから勤務オフになるまでのことで、例えば国内線だと福岡、沖縄に宿泊する2泊3日を1本、国際線だとロンドン線乗務2泊4日で1本です。

さすがに、子育て体制は家族総出。
夫、実家の両親、夫の両親、ベビーシッター、地域のファミリーサポート制度などをフル動員して対応していくことになります。

CAの勤務の特徴は、簡単に『今日休みます』が通じない世界。

もちろん、自身の体調不調や家族の入院、人の生き死にに関わることについては休むことが出来ます。
ただ、自身の体調管理に関してはとても厳しく、自己管理能力不足として厳しい目を向けられることもあります。
子供の病気に関しても、フォロー体制を確保していることが復職の条件になっているので、「熱があるので・・・」という理由で、なかなか休みを申請しづらい環境ではあります。

一つの飛行機を飛ばす為に、たくさんの人員調整がなされています。

機種によって必要な乗務員数、もしもの時に交代するスタンバイ乗務員、さらに機種や路線によって異なるサービス状の構成役割や一ヶ月間乗務可否を判断する勤務協定もあり、1便だけの交代ではなく月間のフライト調整も必要になったりします。

そのような複雑な条件の中で、1人の勤務交代が発生すると、気の遠くなる人員探しが始まります。
だからこそ、CA一人一人が健康管理をしっかり行って、環境を整えて乗務に備える必要があるのです。

ママCAは自分のこと以外に、乗務宿泊時や急に病気や怪我を負った子供のオペレーションも臨機応変に対応できることが求められます。

フライトONとOFF時間上手に

ママCAは一度フライトに出れば、仕事に集中することができます。

なぜなら、ステイ先は思いっきり自分の時間です。
そこでショッピングに出かけたり、CREWでその土地の美味しいものをワイワイ頂いたり、カフェで好きな本を読みながらゆったりすることもできます。しかも、家事など気にすることなしで・・・。
そんな心の休息を取ることが出来た後は、乗務に備えてしっかり事前勉強です。

ONとOFFを上手に切り替えて自分時間をきちんと取ることは、長くCA生活を続ける上で大切なポイントです。
子育ての大変さも、自分を取り戻す時間を取ることでまた笑顔で子供に向き合うことが出来るからです。

ぜひママCAになる方は、意識的にONとOFFを楽しんでいただきたいと思います。

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